首折り男のための協奏曲
さて私の好きな伊坂幸太郎です。
名言とともに振り返ります(以下ネタバレあり)。
人間らしく
神様はいつもこっちを見ているわけではない。その点はがっくりきますけど、ただ、見ている時には、ルールを適用してくれるんです。
いっつもうまくいくわけじゃない。けど頑張ってる姿はきっと神さまは見てくれてる。きっと最後は成功する。そういう風に過大解釈させてください。
合コンの話
僕たちは自分の時間を、自分の人生を、自分の仕事をちゃんとやることしかできない気がします。
人はそれぞれ、与えられた譜面を必死に、演奏することしかできないし、そうするしかない。隣の譜面を覗く余裕もない。自分の譜面を演奏しながら、他人もうまく演奏できればいいな、と祈るだけだ
こんな合コンありそうだなぁ、と素直に思いました。よく描けていて、簡単に感情移入できました。これが最後の話なんだけど、最後はしっかり落としてくれて余韻が心地いい。読んでよかった、と思えるラストです。
ハーフは美形とは限らないでしょ
うーん、自明だ。